5年目の門カフェ。

 

これまでは身近な事柄をテーマにして、西洋思想と東洋思想の視点から

掘り下げながら、多角的にテーマについて語り合う会を開催してきました。

 

5年目という節目に、足元を見つめてみたいと思います。

 

テーマは【 琉球人からのメッセージ 】

 

琉球の先史時代、王国時代、明治以降の近世から現代へ。

 

世界史・日本史・琉球史を横並びに俯瞰し、歴史を学びながら、

当時の琉球人が何を想い、選択したのかを考えて、

琉球人からのメッセージを読み解いてみたいと思います。

 

門カフェは 毎月 第2土曜日に開催しています。

 

朝10時30分~12時30分

参加費:500円 (コーヒー、紅茶付)

会場:宜野湾市大山6丁目43-1  ※下記の地図を参照ください。

 

 

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これまでの 門CAFEのテーマ

 

2015年

 装う、共に食べる、住む、変化、

 被写体としての沖縄、

 歩く速さで見えるもの・感じること、

 恩、祓う・清める、先入観・固定観念、石

 

2014年

 アニミズム、 つよさ・よわさ、 秘密、 詩・詩人、

 天運、 消費の物語性、 記憶・忘却、親の背中、手紙

 

2013年

 男性性・女性性、 友人・仲間、 依存、 選択、 共生、

 所有、 矛盾、 睡眠、 葬礼、動物と暮らすこと、 家族、

 祭り、 日本語、 工芸、 サードプレイス、 色、

 「はたらく」の先にあるもの

 

2012年

 言霊、 実存、 時間、 自由、 正義、 幸福、 お金、

 労働、 身体、 結婚、生きる、 希望、 呪い、 笑い、

 余暇、 教育、 平等、 渇望、 執着、 旅

 

門カフェ season 1【2012~2015年】 

 

毎月、第2土曜日の午前中に 開催していた トークサロン、門CAFE。

毎回 テーマを用意して、高校で倫理の教師に携わっていた 門CAFE 主宰の宮平先生が、

ミニ思想講座を 行いました。

東洋思想、西洋哲学の視点から、テーマを 多面的に解説。

その後は、テーマに関して語る フリートークの時間。

参加者が 本や映画、エピソードを語り合いました。

 

『人は語ることでしか 自分自身を知ることはできない』

門CAFEを 始めるキッカケになった、内田樹氏の言葉です。

学び、他者の価値観にふれ、自分と出会う機会、門カフェ。

 

門CAFEの ブログ

 

 

【 8月の門カフェ 】

 

8月の門cafeは 13日(土)開催です。
今年は『琉球人のメッセージ』というテーマで、沖縄の歴史を学びながら
当時生きた先人たちの想いを探っています。

先史時代、古琉球、三山時代、第一尚氏王朝、第二尚氏王朝と時代は進み
今回はいよいよ【琉球処分】を 取り上げます。

 〇 琉球処分前、外国人が見た琉球

 〇 琉球処分を どう見るか (立場によって歴史の捉え方が異なる)


先日訪ねた西原町小橋川の上森ヌ御嶽(ウィームイヌウタキ)。
1953年5月、ペリー提督率いる4隻の米軍艦船が琉球に来航し、
ここにテントを張って野営したと伝わっています。

 

随行した画家、ウィリアム・ハイネの絵の山の稜線と一致する場所を探してみました。
野営した夜は蚊に悩まされ、一睡も出来なかったとか…
ペリーの一行には画家のほかに農学者、植物学者もいて琉球や日本で調査をしたそうです。


その時代から読み解く「琉球人の思想」を探る時間。
琉球史が クライマックスへと向かうとき
どのように 歴史は動いたのでしょうか。
どうぞ お楽しみに。

 

【 3月の門カフェ 】

 

 

2016年のテーマは【 琉球人からのメッセージ 】

 

琉球の先史時代、王国時代、明治以降の近世から現代へ。

その歴史を学びながら、当時の琉球人に想いをはせてみます。

 

第2回目の3月は「三山時代がテーマ。

 

中国から「山北(北山)」「中山」「山南(南山)」と呼ばれた3つの大きな勢力に分かれ、覇権を争っていた時代。

 

14世紀後半から15世紀初頭の沖縄人の思想を読み解いてみたいと思います

 

グスク、按司についても探ります。

 

 

 

【 2月の門カフェ 】

 

5年目の門カフェ。

 

これまでは身近な事柄をテーマにして、西洋思想と東洋思想の視点から

掘り下げながら、多角的にテーマについて語り合う会を開催してきました。

 

5年目という節目に、足元を見つめてみたいと思います。

 

門カフェ season 2

 

テーマは【 琉球人からのメッセージ 】

 

琉球の先史時代、王国時代、明治以降の近世から現代へ。

その歴史を学びながら、当時の琉球人に想いをはせてみます。

 

第1回目の2月は「先史時代の琉球人の思想」がテーマ。

 

ナショナルグラフィックにも掲載された「港川人」。

「貝」の交易を通して北海道まで広がった「貝の道」。

貝塚の発掘調査を通して解ってきた「琉球人の思想」など

先史時代の琉球人からのメッセージを

読み解いてみたいと思います。

 

 

門CAFEの 本棚(略して モンタナ)

参加者が 自由に借りられる本棚です。

つなげていきたい本の寄贈もお待ちしています。

 

つながる本【 つなぼん

 

 

【 11月の門カフェ 】

 

◆ 11月の門カフェは、14日が開催日です。

   テーマは 【 石 】。


鉱物、宝石。

旅先で 出会った石。

道端の石。

物語の中の石、石をテーマにした映画。


石敢當、石獅子…魔除けの石。

石について ひろく語る 今年ラストの門カフェです。


 【 10月の門カフェを終えて 】

◆ 10月の門カフェは、10日が開催日です。

   テーマは【 先入観・固定観念 】


一旦持つと、意外と改めにくい先入観。
多様な価値観を認めるためには、思考の柔軟性や心の素直さをもつことが大切だといわれます。

親子や夫婦、上司と部下という身近な人間関係で起きやすいのが、先入観と期待との落差。
相手に求めてしまう期待。
察して演じてしまう役割。

逆に、先入観と実像に生じたギャップに好印象をもつ場合も…。
その人の魅力を倍増させる『ギャップ萌え』。
意外性はなぜ魅力になるのでしょうか。

ワタシの眼鏡・私のモノサシについて内観する10月の門カフェ、
ご参加お待ちしています◎


 【 9月の門カフェを終えて 】

9月の門カフェは、12日(土)に開催します。

 

テーマは 『 祓う、清める、片づけ 』

 

ミリオンセラーになった、近藤麻理恵さん(通称こんまりさん)の著書『人生がときめく片付けの魔法』。

約30ヶ国で翻訳され、アメリカでは「KONDO」は 動詞として使われ、近藤さん流の片づけ術が社会現象になっているといいます。

TIME誌が毎年発表する「世界で最も影響力のある100人」にも選出されました。


こんまりさんの片付けテクニックは、その物にときめきを覚えるかをベースに、キープするか処分するかを選択すると言うシンプルな考え方。

物を手放すときに、感謝しながら行う事で、罪悪感を持たずに処分できるのだといいます。


近藤さんの著書の言葉です。

「じつは五年間ほど、巫女として働いていたことがあります。

私の神社好きは小学生の頃からで、今でも暇があればちょくちょく神社にお参りする習慣がついています。」


海外で広がるこんまり流の片づけブームに、ジャーナリストは

「物に感謝しながら捨てる」という発想が「神秘的な日本」の良さとして受けているようだ。

と語っています。

 

日本的な清らかさや秩序が育んだ精神性。

それは目に見えないものに対する畏敬や畏怖、恐れのような感情がつよかったからでは?と思うのです。


目に見えないものを「まもの(沖縄ではマジムン)」とよび、それらをシールドするように、魔除けのようなものが生じ、祓い清める文化が浸透し、現代の片づけ術のメソッドの源流になっているように感じます。


我が家のスイジガイ。

引っ越しの際にも、持ってきました。


シーサーがなかった頃から、家の入口に吊るして、魔除けに使っていたといいます。

漢字の「水」という字のようなので、水字貝。

字のごとく、家を水で守る=火事を防いでくれる、ともいいます。


それぞれ個人が取り入れている「祓い・清め」のメソッドや言い伝え、

自分流の片づけの考え方など お話しください。


ご参加、お待ちしています。


8月の門カフェを終えて


◇ 現代の恩事情


◇ 恩を考える

 【 8月の門カフェ 】


8月の門カフェは、8日(土)に開催します。

 

テーマは『 恩 』

 

 恩を売る、恩を貸す、恩返し…

 

お金のように、貸し借りのできる、恩。

恩という概念は いつ頃 現れたのでしょう?

 

古代インドの原始仏教に

『他者によって自分のためになされたことを知り、それに感謝する』ことの大切さが

説かれています。

 

古代インドの表現の

krta (なされたる)、 upakara (援助・利益) が中国で「恩」と翻訳されたのだそう。

 

人から モノのもらうと、反射的にお返しをしたくなる 心の動きにも興味があります。

 

 

【7月の門カフェ】

7月の門カフェは、11日(土)に開催です。

テーマは【 歩く早さで見えるもの・感じること 】


車社会の沖縄。

同じ道を移動していて

車に乗って見える景色と、歩く目線では見えてくるものが変わります。

歩きながら発見したこと、感じたこと、


歩く早さで 気がついたこと。

視点を変えて見えてきたものについて語ってください。


歩くことを 行(修行のテーマ)にした お坊さんの本。

いつかやってみたいのが 『巡礼』の旅。

なぜ、巡礼の旅に出たくなるのか。

旅の終わりに辿り着く心境とは…

 

歩みの旅へと向かう人の心理も探ってみます。



【6月の門カフェ】

6月13日(土)に 開催です(10:15〜12:45)。


テーマは【 被写体としての沖縄 】


戦後70年目の、6月を迎える沖縄。

それぞれが記憶する戦後の沖縄の風景、

時代を切り取った心に惹かれる沖縄の写真について語る会です。


写真はスライドでも紹介できますので、事前に画像を送ってください。

hirobatalk@gmail.com


すきな写真集も紹介ください。


私は高倉健さん主演の映画 『網走番外地 南国の対決』の映像を観ると

58号線の活気のある風景の記憶よみがえります。

いまも賑やかだけれど、当時に感じた街や人の「熱さ」は何だったのだろうと。



【5月の門カフェ】

5月の 門カフェは 9日(土)に開催です。

テーマは『 変 化 』。


春は変化の季節。

この春、転居や転職・部署の移動などで、変化を経験した人もいるでしょう。


心理学では人の心理は変化を恐れるのだといいます。

それがポジティブな変化だとしても、心に負荷がかかるのだと…


歴史と思想を学ぶ宮平先生の講座では、

普遍的な真理を求める西洋の価値観と

変わるのが当たり前という東洋的な価値観を比較し、俯瞰します。


これから…を予想するスライドトークでは、

『未来学者が予測する近未来のこと』を 紹介します。


フリートークでは、

自身に起きた変化、それにまつわる感情のことを 聞かせてください。


沖縄県は昨年、航空路線の拡大・クルーズ船の寄港の増加・円安の影響により、入域観光客数 700万人を突破。

県は2021年に観光客 1000万人突破を目標に、インフラの整備を進めています。

(わナンバーが足りなくなり、れナンバーを導入というニュースも)


急激な観光客の増加は、小さな島で暮らす私たちに どのような影響を及ぼすのでしょう。

いま五感、第六感で感じている変化の兆しに 興味があります。


門カフェの開始時刻と終了時刻が 変更になりました。

 

【 10時15分~12時45分 】


ご参加、お待ちしています!



【3月の門カフェ】

 

3月の門カフェは 14日(土)に開催です。

テーマは 【共に食べる】

食が結ぶ絆を テーマに、門カフェ的視点で俯瞰し 掘り下げてみます。


もうすぐ春の彼岸、その後はシーミーです。

今年の二十四節気の清明は4月5日。


私たちは生きるためにだけに 食事をしているのではなく、

共に食べることで、つながりを深めているのだと思います。


今年の門カフェから 試みているスライドトーク。

今回は『宗教行事と食』という お題で、南米のキリスト教とインドのシーク教を

取り上げてみます。

沖縄の祖先崇拝も ひろい意味での宗教の括りに入るような。。


シーミーに思うこと、食に関する本や 印象に残る映画のことなど 語ってください◎

ご参加、お待ちしています!

 

【2月の門カフェ】


受験シーズンで 12月、1月とお休みしていた、門カフェ。

2月から、4年目の門カフェがスタートします。

今年も よろしくお願いします!


2月は14日(土)が 門カフェ開催日です。

テーマは【 装 う 】。

ファッションについて、門カフェ流に考えてみます。


いま私が使っている手帳のページの下のほうには、名言や様々な言葉が記してあります。

ある日のページの言葉。


 『ばあやはいいます。「おんなのこは、おしゃれしなくちゃいけません。」と。

 おしゃれってなんなのか、はなちゃんにはわかりません。

 おしゃれってなに。とききました。

 「おしゃれとは、きょうもげんきに、前向きに生きてますよっていうきぶんを

 伝えるためのものです」』


この言葉を読んで、思い出したのが、うつ病のこと。

うつ病を判断するチェックリストの中に


  □ 身だしなみに気をつかわなくなった。


と、ありました。

お洒落に気を配ることは、生きるエネルギーの『目盛り』なのかもしれません。

思想講座では、スライドを使って、現代のファッションに関する「現象」も紹介します。


● アフリカ、コンゴ共和国のお洒落軍団「サプール」

● Normcocre(ノームコア)

● アグリー・クリスマス・セーター

● シニア世代のファッション・スナップサイト「L’idéal(リデアル)」


装う、ファッションについての映画、本のエピソードも お待ちしています。

9月の門カフェは、13日(土)に 開催です。
テーマは【 親の背中 】


親から言葉で伝えられたことではなく、生き様、後ろ姿、

言葉以上に語っていた身体性のようなもの…について 聞かせてください。

 

思想講座は、孔子の『論語』を取り上げます。

 

8月の門カフェは、9日が開催日です。

テーマは、気象について。

 

講座は、宮平先生の夏の自由研究、

沖縄は熱帯化している?』です。

今後 予想される、沖縄の気象変動について、仮設を立て予測してみます。

 

フリートークのテーマは、前回の台風から 個人に委ねられた

「命を守る行動」について考えてみます。

 

旧盆の中日、目には見えない存在も参加していそうな真夏の門カフェ。


7月の門CAFEは、12日(土)開催です。

テーマは 『大衆食堂』

 

食堂愛、食堂道について 語ります。

好きな食堂、メニュー、

アメリカ文化の影響を受けた沖縄の食堂(ドライブイン)、

食堂の変遷。

食堂の流儀(合席、長居できない、一人で行ける?)。

「大衆」という概念についても。

 

様々な視点で 食堂文化を探ってみたいと思います。

食堂にまつわるエピソード、本、映画についても語ってください。